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人類は古代には土地や人（奴隷として）、近代に入って以降は、石炭、石油、天然ガス、鉱物、現代では再生可能エネルギーなどを資源をめぐって争い続けてきました。

なぜなら、資源は国にとって自国の安全と繁栄を支えるために、無くてはならないものだからです。

さらに、エネルギー資源は、政治的な駆け引き、圧力、協調を通じて、敵対する国に経済的ダメージを与えたり、もしくは同盟国・友好国をサポートするためにも使われています。まさにエネルギー資源は「兵器」としても使用されているのです。

資源はなくてはならないもの。（資源がなければ、戦争にもつながる）だからこそ各国の最重要政策はエネルギー戦略なのです。そこには宗教的な理由や思想、民族などの建前は存在しません。

逆に言えば、各国の「エネルギー戦略」をもとに世界の動きを読み解くことで、今までみることができなかった複雑な国際情勢の動きが、綺麗に見えるようになります。なぜなら、誰が何を考えているのか、世界がどのように動いていくのか、という表に出てこない裏の戦略も透けてみることができるからです。

この講座を見終わる頃には、各国が何を考え、どのような利害対立が起き、世界にどのような影響を及ぼすのかなど、複雑な世界の動きが手に取るように分かるようになるでしょう。

「エネルギー戦略」という視点から今の日本を見ると、綱渡り状態であり、いつ危機的な状況に陥ってもおかしくないということをご存知ですか？

なぜなら日本は自国にほとんど資源を持たず、エネルギー資源の9割近くを外国に依存している国だからです。しかも、中東から日本へ運ばれてくる石油の通り道（＝オイルロード ）は、いつ中国に塞がれてもおかしくありません。もし、オイルロード が封鎖されれば、戦前の日本と同じく、石油不足により日本は壊滅的なダメージを負うことになってしまいます。

中国が出てこなかったとしても、地域紛争や海賊の頻出などにより、日本にエネルギーが入ってこなくなる可能性は十分にあります。つまり、それほど危機的な状況なのです。

しかし、エネルギー戦略について理解することで、「何をすれば安定的にエネルギーを確保できるのか」「他国とどのような付き合い方をすればいいのか」「日本は今後何をすればいいのか」など日本が危機を乗り越えるための処方箋が見えてきます。

エネルギー資源という視点を持たない状態は、目隠しをして交差点に立っているようなものです。つまり自分が危ないことすら理解できていない状況です。

しかし、エネルギー資源という新たな視点を手に入れること、つまり目隠しを外すことで、どこから車がきているのか、どうすれば危機を避けることができるのかなど、危機に対応する方法が自然と理解できるようになります。

エネルギー資源という新たな視点は、日本を自分たちの手で守るための確かな武器になるはずです。

エネルギー資源が手に入らなくなると、当たり前の生活は崩壊してしまう...

つまりどの国にとっても資源・エネルギーは何よりも最優先するものだということをお伝えしてきました。

エネルギー資源を最優先に世界が動いているということは、逆に言えば、「どの国がどのような方法でエネルギー物資の確保に動いているのか」「どの国がどの国にエネルギー物資を使った攻撃を仕掛けているのか」「各国がどのようなエネルギー戦略を画策しているのか」など、世界は今後、どこへ向かうのかという今後の世界の展望すらも描くことができるようになるのです。

今、世界はエネルギー戦略の大転換期にあります。「中東紛争によるチョークポイントの封鎖」「アメリカのシェール革命による世界のパワーバランスの変化」「再生可能エネルギーの生産、そして電気自動車に必要な資源を確保する中国」「プーチンが引き起こしたヨーロッパのエネルギー危機」など、エネルギー資源を巡る各国の攻防は新たなステージに突入しています。

そのため、新時代の資源戦争の内容を丁寧に読み解けば、今、世界はどこに向かって動いているのか、どの国が何をしようとしているのか、その中で日本の立ち位置はどうなっているのかなど、より広く俯瞰的な視点で、世界の未来予想図を描くことができるようになるはずです。

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経世論研究所所長

三橋貴明

経済評論家、三橋貴明は、公表されたデータや事実に基づいた主張でさまざまな「デタラメ」を暴いてきたことで知られる。韓国企業が躍進している中「日本も韓国に見習え」という空気が強かった時代には、データに基づいて、本当は脆弱であった韓国経済の正体を暴いた。借金1000兆円で日本がデフォルトすると言われてた頃には、親会社が子会社に借金しているだけで実際上は、そんな問題は存在せず、日本経済は世界で一二を争うほど、強く健全だという事を明かした。

もともと日本は昔から大国で、今でも世界の覇権を握れるポテンシャルはある。しかし、このような間違った情報や、マスコミの自虐史観などのせいで、本来のポテンシャルを発揮できずにいて、日本を弱体化させている。三橋貴明は、それを正すため10年以上も、さまざまな形で情報発信、言論活動を続けてきた。年に200回を超える講演活動、与党幹部へのレクチャーなど高い評価を受け、毎年10冊近い執筆を続け、累計の書籍は100冊を超える。異能の国士であり経済評論家である。

略歴

著書紹介

作家・経済評論家。中小企業診断士。1994年、東京都立大学(旧:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなど を経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。現在は、経済評論家、作家としても活躍中。2007年、インターネットの 掲示板「2ちゃんねる」において、公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。これが反響を呼んで『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社) として書籍化されて、ベストセラーとなった

※その他100冊以上の著書あり

「日本はエネルギー自給率がG7で最低、つまり他国に自分たちのエネルギーを頼っている状態にもかかわらず、戦後、自国の防衛安全保障、シーレーンの確保を含めてアメリカに丸投げで依存していました。日本の政治家たちは完全にお花畑思考だったのです。ただ平和な時代はそれでも危機的な状況に陥ることはありませんでした。しかし、アメリカのシェール革命、新型コロナパンデミック 、ロシア-ウクライナ戦争などによって、各国のエネルギー戦略の常識は完全に転換してしまいました。アメリカに頼りっきりではダメな時代が訪れたのです。

例えば、台湾有事、つまり中国が台湾に侵略戦争をしかけたら、どうなりますか？

戦争でドンパチやっている場所など、誰も通りたくないでしょう。しかも石油を積んでいるタンカーには、日本人は乗っていません。船籍や運営会社は日本でも、乗組員は全員が外国人です。命の危険を冒してまで、日本人のために石油を運んでくれる外国人がいると思いますか？　私には、到底いるとは思えません。

他のルートはないのか？確かに少し遠回りのルートがありますが、中国の潜水艦が、太平洋の入り口辺りに突如プカッと浮上してきたら？　もう誰も通れなくなります。海底から狙われると思ったら、怖くて仕方ないですから。

石油が入らなければ日本はアウト。“生命線”は中国に握られているのです。

アメリカはもう日本を守ってはくれません。次の世代のためにも日本の国益は、我々日本人が守らなければいけないのです。」

動画を見ていて、このように感じたことはありませんか？

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もしそのような不安があれば、セットでお渡しするこちらの書き起こしテキストをお使いください。

もちろん追加料金はいりません。この書き起こしテキストはPDF形式なので、移動中に講座をバックグラウンドで再生しながら文字を確認することもできます。なので、何度も動画を巻き戻して、言葉を確認する必要はありません。

また、じっくり講座を見たい人にも最適です。なぜなら印刷して手元に置くことで、学習効率が高まるからです。もし講座の中でわからない単語が出てきても、書き起こしテキストにある単語をそのまま検索すれば良いですし、何より、ペンで線を引きながらご自身の経験と照らし合わせて「そういうことだったのか」と閃いた事をメモする事ができます。

しかも、PDF形式でお渡しするので、何度でも印刷して見返すことができます。この書き起こしテキストと講座をセットで活用する事で、貴重な時間を最大活用しませんか？

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※郵送物ではありませんので、ご注意ください。

※オンライン講座「新時代の資源戦争・エネルギー編」を解約した場合、こちらの書き起こしレポートも見れなくなってしまうのでご注意ください。

では、このオンライン講座にはいくらの価値があるでしょうか？

エネルギー資源は多様化しているため、専門的知識が必要となってきます。

この知識をもとに、各国の戦略や思惑を読み解き、未来を展望するためには、貿易、利害関係、需要と供給などの経済の知識が必要になってきます。

さらに地政学や政治学の知識も必要となるでしょう。

また、エネルギーの専門家の書籍などは「環境が大事だ」「脱成長だ」などとお花畑の内容ばかり述べているため、専門家たちの思想や思い込みを排除し、客観的なデータをもとに分析する必要があります。

これらのことを自分ひとりでやろうとすると、膨大な時間と知識量が必要になってきます。ですが、この講座では、三橋貴明があなたの代わりに、そういったリサーチ作業をしてくれたと思って下さい...

そのためにあなたはいくら投資しますか？

この講座が出来上がるまでにかけられた時間や費用は、決して数万、数十万円には収まらないでしょう。

しかし、一人でも多くの人に、この内容を知ってほしい。世界を見渡す広い視野を身につけ、日本に迫る危機を乗り越えるための圧倒的な知識を手に入れていただきたい…

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