以下の計12の南海トラフに関する質問に対して、三橋貴明が事実とデータに基づいて丁寧に回答します。
メディアや、TVに出演する評論家が決して教えてくれない、南海トラフの危険性、そして対応策をこの機会にインストールして、40年以内に90%の確率で発生する巨大地震の危機に備えてください!
■Q1
南海トラフ巨大地震と富士山噴火の、 同時発生の可能性について教えてください。
■Q2
南海トラフ巨大地震がいつ発生してもおかしくないとのことだが、マスコミ、政府などの危機感や対策が全く伝わってきません。よって市民レベルでは具体的なこと全く想定できません。現状で個人個人が命や財産を守り、被災を最小限にするためにできる具体的な方策・心構えを教えていただけないでしょうか?
■Q3
首都各種機能の地方への分散および、それに必要な通信・交通などの投資はどこまで進んでいるのでしょうか?また、国立図書館や博物館などの文化財の被害についてもご教授いただけますと幸いです。
■Q4
南海トラフ地震が生じた場合の、関連地域における原発の想定被害状況および、影響について教えていただけないでしょうか?
■Q5
地震の影響がある地域から離れているが、普段から準備できることはないのでしょうか?また、地域の政治家に動いてもらうためにはどうしたら良いでしょうか?
■Q6
被害を出来るだけ少なくする、あるいは震災を乗り越える為の共同体意識を醸成するにはどうしたら良いのでしょうか?非常事態においても、共に助け合い、落ち着いて行動できるのが日本人の美徳だと思います。しかし、「今だけ・金だけ・自分だけ」の人間が増えていけば、日本の秩序も崩壊していってしまうのではと危惧し、質問しました。
■Q7
もし大規模な災害が発生した時に他国からの侵略を受けたら対抗できるのでしょうか?無政府状態が発生する可能性もあるのでしょうか?
■Q8
東日本から各地で災害支援活動に従事しましたが、国の動かす財源と人の数がみみっちくて話になりません。 国がどこまで財政拠出する必要があり、どの程度の期間で復旧に至る事が出来るのか?経済的被害規模の想定別に復旧可能年限を算定していただきたく存じます。
■Q9
被災が予想されるエリアの、地域別での具体的な被害予想を教えていただけないでしょうか?それに対する企業のBCP対策・行政の対策進捗等を解説していただきたいです。また、発電所への影響も気になります。
■Q10
我が国のインフラの問題点を予測される震災の被害と絡めて具体的にご解説いただけると嬉しいです。具体的に言うと、東海道新幹線や東名高速道路が使用不可能となった時の迂回ルートの確保を、予想される震災発生時までに間に合わせるタイムテーブルは描けるのか、ということです。
■Q11
予知・予測技術の進展により、今後どの程度、被害を減らすことができるようになるでしょうか?というのも、アメリカ、ロシア、日本等の太平洋沿岸にそって、津波を予測するための地震計と圧力計が海底に配置されており、3.11の時は日本沿岸の装置はまだ試験中であったが、信号を発信していたので、津波の予測を正確にすることができたと聞いたことがあり、疑問に思いました。
■Q12
南海トラフ地震が高確率で起こるとされる立地にある、世界一危険と言われる浜岡原発について質問です。もし浜岡原発が事故を起こすと、避難区域の30km範囲に日本の物流の大動脈が全て入り、長期に渡り寸断され、日本の経済は壊滅的ダメージを受けると思います。さらに浜岡原発は現在工事中の“リニア中央新幹線”の電力として稼働ありきと聞き及んでいるのですが、このまま再稼働を進めて安全性は大丈夫なのでしょうか?