真説・日本近代精神史

戦後は、まだ戦争の記憶が色濃く残っていたため、日本社会に対して疑問を問いかける人たちがいました。しかし、平成に入り、戦争の記憶を忘れ、平和主義という幻想に取り憑かれた日本人に残ったのは、心にポッカリと穴が空いたような「虚無感」だけでした。そして、日本独自の文化を守るという考え方はいつしか、「世界に受け入れられたアメリカ式のものこそが日本的なものだ」という考え方に変わっていってしまいました。浜崎洋介氏は歴史を振り返ると、日本人がこのようになってしまったのはある根源的な原因があるといいます。
歴史、経済、哲学、文学など複数の視点から平成以降没落の一途を辿る日本に蔓延る真の問題を文芸批評家・浜崎洋介氏が暴きます。

第1章冷戦の終結とネオリベ時代の幕開け

脅迫国アメリカによる第二の占領政策

「冷戦の終結」

講義1

フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』とリベラル保守

「グローバリズムと新・米国帝国の誕生」

講義2

日本はなぜ歴史の大転換に対応できなかったのか?

「第二の占領政策」

講義3

一変する米国の態度と外圧を喜び受け入れた日本

「新自由主義と3人の重要人物」

講義4

ネオリベが誕生してしまった経済的・政治的な理由

「人々を狂わす第2次グローバリズム」

講義5

大ベストセラー『セロトニン』が示唆したグローバル化社会の果て

第2章「政治改革の始まりとネオ自民党の誕生」

日本政治の変革から読み解く失われた30年

「リクルート事件と佐川急便事件」

講義6

自民党への不信が急激な改革の空気を醸成した理由

「2つの政治改革の後遺症」

講義7

20世紀末の改革から読み解く竹中平蔵が誕生した理由

「1995年・三位一体の悪循環」

講義8

中間層が日本を破壊する改革を支持するようになったカラクリ

「暴走するネオ自民党が誕生した理由

講義9

党内派閥から読み解く小泉構造改革の本質

「安倍政権のポピュリズム手法」

講義10

権力を掌握し国民を騙す3つの手法とは

第3章「デジタル全体主義と疑心暗鬼に満ちた世界」

なぜ政治は嘘つき合戦になってしまったのか

「米中覇権戦争と原子力潜水艦」

講義11

知られざる米中間の地政学的駆け引きとは

「冷戦終焉時の空気と自由主義の台頭」

講義12

9・11テロ、リーマンショック、ユーロ危機...ショックに見舞われる世界と日本

「空気で動く日本病の本質」

講義13

社会心理学から読み解く平成デフレーションの真実

「新・日本の下級社会」

講義14

統計データから読み解く日本の格差と貧困問題

「デジタル全体主義の到来」

講義15

なぜ日本人は権力者の嘘を忘れるようになってしまったのか?

第4章「近代日本人の弱点の自覚と武器としての哲学」

日本人が再び地に足をつけて立つために

「オウム真理教と新世紀エヴァンゲリオン」

講義16

社会現象を巻き起こしたテロ事件とアニメの共通点

「なぜ21世紀の言論は嘘まみれになったのか」

講義17

戦後史から導き出された包括的言語の喪失

「カール・ポランニー『大転換』」

講義18

ネオ・リベラリズムに抗うために必要な3つのこと

「哲学者・スピノザの教え」

講義19

空洞化した世の中を生き抜くための『カップリングの自覚』とは何なのか

「山本七平の予言と近代日本の空気」

講義20

日本人の弱さを考え強さを取り戻すために

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講座の講師について

『文学者は社会のレールから外れた人物であるからこそ、人間の本源に関わる問題に向き合うことができた』

文芸批評家

浜崎洋介

和魂と洋才は異質なもの。戦争に勝てば勝つほど、つまり「洋才」に適応すればするほど、うちなる「和魂」がそれに疼きを感じていく。まさしく日本は最初から社会的な道徳と、それに還元し得ない和魂との闘争、矛盾、ずれ、それを持って始まったのだというふうに言えるのかもしれません。過去の日本や共同体の意識に対して、これを封建的という否定的なニュアンスで見て、「個の開放」をやったというのが近代という時代だと言える時代になった。個人が作法や肩といった「衣装」をはぎ取られて、裸で立つような時代になった。近代社会でみんな豊かになって、「抑圧」から解き放たれたからよかったじゃないか、本当にそれだけで済むのだろうか。それとも「型」を捨て去り「自由」に生きるのは本当に幸福なのか、という問いは、一方で、当然生まれてくるはず。人間の本源に関わるこうした問いに向き合ったのが、日本では主に文学者だったのです。

なぜ浜崎洋介は文芸批評家を目指したのか

講座の3つの違い

文芸批評家が語る歴史であること

「歴史は勝者によってつくられる」と言われるように、戦争に勝った者が歴史を自分たちの都合のいいように書き換え、都合の悪い内容は削除してしまいます。 そのため、例え一次資料であっても、それが真実かどうかはわかりません。 だから、後から歴史家が研究したり分析しても、何が本当に起きていたのかがなかなか見えてきません。


ですが、文芸批評は、なぜその作品が生まれたのか、どういう社会状況、歴史的経緯から生まれたのか、他の時代や、他の国と何が違うのかを比較するため、「同時代の等身大の日本」が見えてきます。


 そして、何より、文学を研究することは歴史教科書からこぼれ落ちた、心の歴史を研究するということです。そのため、無機質な歴史ではなく、人間の血の通った真の歴史を知ることができます。

-だからこそ、林房雄、小林秀雄、柄谷行人、渡部昇一、西尾幹二など

日本の歴史的な名著は文学者や文芸批評家が書いているものが多いのです。

浜崎洋介氏も彼らと同じく文芸批評家であるため、人々の精神の揺れ動きを感じ取りながら、歴史を語ることができます。

グローバリズムや規制改革という経済の話も含めて学ぶことができる

歴史学者や文芸批評家の中には、GHQの洗脳政策の影響を受けず、できるだけ正しい歴史を伝えようとする素晴らしい人物たちがいます。


ですが、歴史は経済で動くと言われるように、経済の動きや現代の日本で起きている問題を排除して歴史を語ってしまうと、例え史実を並べたとしても、なぜそのような歴史を歩まざるを得なかったのか?その理由が明確でない場合があります。


つまり、歴史を単に振り返るだけでなく、もっと大きく俯瞰的な目を持って歴史を精査しないと、時には間違った解釈をしてしまう可能性があるということです。ですが、浜崎洋介氏は、藤井聡や三橋貴明などマクロ経済の専門家と常に意見交換をし、経済について正しく学んでいるため、経済学やグローバリズムというより大きな視点から歴史を語ることができます。

これまで何気なく信じてきたものがものの見事に打ち砕かれる

私たちが今まで当たり前のように信じてきたことが、見事に覆される内容となっています。


まるで推理小説で探偵が数々の証拠から犯人の嘘を暴き、真実を突き止めるように、誰が嘘つきでどんな意図を持ってそれを行なっているのか?今までの歴史で語られて来なかった内容を次々と暴露していきます。


講座を見はじめたら最後、夜更かししてまで見続けてしまうような、見ていて気持ちが良い内容となっています。

講座の受講料は?


少し考えてみて欲しいのですが、歴史的な史実をインプットすることはもちろんのこと、

日本や世界のあらゆる文学作品をその時代背景や歴史的経緯を踏まえて読み解き、その中から真実を解き明かす、個人でそれを行おうとすると果てしない労力がかかります。


この講座では、 あなたの代わりに、一連のリサーチ・分析を行ってくれていると考えてください。正直に 言うと、GHQによって日本の歴史は書き換えられているため、歴史書の中には事実誤認を起こしているものも多く、また、名著と呼ばれる書籍はとても難解であるため、素人がそれらの資料や書籍を選別する目を養うには膨大な時間と労力がかかってしまいます。

そして高い授業料を払って受講する大学の講義でも、浜崎洋介氏のように、日本史、世界史、文学、経済など多角的な視点から日本の歴史を読み解く講義を受けることはできません。


つまり、それほど価値のある希少な内容ということです。

しかし、一人でも多くの人に、本当の歴史を知ってほしい。深い教養を身につけ、日本がより豊かになるような判断をしていってほしい。そんな思いから、講座の価格を39,800円(税込43,780円)にしました。 

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このように真実を追求する活動には、ある程度の資金が必要になってきます。資金を寄付やスポンサーに頼る選択肢もありますが、そうすると、大企業に忖度する大手メディアと同じく都合の悪い情報を隠すことになってしまうかもしれません。仮に慈善活動のみで活動しようとすると、真実を広めるためには途方もない時間がかかってしまいます。だから私たちは敢えて活動をビジネスにしています。そうすることで他よりも優秀な人材を集めることができます。さらに、得た利益を講座の開発・広告投資に回すことで、世の中へ最高の知識を持続的に広めることができるそう、われわれは信じています。


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結局のところ、限りある時間の中で、どれだけ密度の濃い時間を過ごせるかどうか。自ら身銭を切って、いろんな情報を吸収しているあなたなら、きっとお分かりいただけると思います…

雨ニモマケズと日本人の精神

最後に、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」という有名な詩についてご紹介しましょう。

この詩は一度は読んだことがあると思いますが、大抵の人は冒頭の部分しか思い出せないかもしれません。ですが、この詩の中盤以降の部分では、現代の日本人が忘れてしまったこのようなことが書いてあるのです。


「東に病気の子供がいれば

行って看病してやり、

西に疲れた母がいれば

行ってその稲の束を背負い、

南に死にそうな人がいれば

行って怖がらなくてもよいと言い、

北に喧嘩や訴訟があれば、

つまらないからやめろと言い、中略

ほめられもせず、苦にもされず

そういうものに私はなりたい」


コロナ、円安、物価高で困っている人を見捨てて、次々と増税を推し進める岸田総理をはじめとした自民党議員とは違い、

近代化によって和魂を失う前の日本人の精神は、まさにこのようなものだったのではないでしょうか。

そして、このような忘れ去られた先人たちの想いを受け継ぐことこそが、私たちにとって大切なことなのではないでしょうか。

ここまで動画を見てくださりありがとうございました。あなたのご参加をお待ちしております。

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弊社HP通常販売価格(税別:39,800円)

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