あなたは、2022年にアメリカの大学が発表した「衝撃的なシミュレーション」をご存知ですか?それは「日本人の6割が餓死する」というショッキングな研究報告でした。
2022年、米ラトガース大学などの研究チームが学術誌「Nature Food」に発表した論文には次のように書いてあります。「もし核戦争が起こった場合、核爆発の粉塵がもたらす『核の冬』によって、食料の生産が減少し、物流が停止する。(中略)すると、日本人の人口の6割(7,200万人)が餓死し、世界の餓死者の3割を占めるだろう」
アメリカのラトガース大学が指摘する通り、現在の日本農業は深刻な危機に陥っています。例えば…
・低迷する食料自給率…実質的な自給率は10%(※カロリーベース)先進国で最低ランク
・深刻な人手不足と高齢化に悩まされる日本の農家
・酪農家の98%が赤字、稲作農家の93%が赤字という現実
・世界が「食べ物爆買い」をする中、一人負けの日本という惨状
・財務省によって、農業関連予算がここ数十年で1兆円も削減されている
・米国が押しつける遺伝子組み換え作物、ホルモン漬け牛肉など…スーパーに並ぶ危険食品
・EUもアジア諸国もNOなのに、日本は「農薬天国」という現実
・グローバリストたちの「金儲けの道具」にされる日本の農地
・自由貿易のもとで無駄な食料を大量に買わされている日本政府…
など…
「食の安全神話」は音を立てて崩れ、農業は絶体絶命の危機に陥っているのです。一体なぜ、日本の農業は壊滅的な状況になってしまったのか?一体誰が、日本の農業を破壊したのか?真犯人は誰なのか?どうすれば、日本の食と農は再生・復興できるのか?…
こちらの講座では、元農林水産省の官僚で、およそ40年もの間日本の食料問題と向き合ってきた東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏と、元総務省の官僚で、日本の農業ビジネスにも携わった経験を持ち、政官財の全ての内部に精通する政策コンサルタントの室伏謙一氏が…
リアルな現場を最前線で見てきた経験と豊富な資料やデータを基に、テレビや新聞、YouTubeでは決して放送できない「食と農の危機」を徹底的に暴き出していきます。さらに危機に直面した今、日本人が目指すべき「食料安全保障」の未来についても分かりやすく示していきます。